【カナダ親子留学体験談】中学生の娘・息子と犬を連れて留学した理由とその道のり
2024.11.10はじめに
こんにちは、はじめまして。
私は、2人の子どもを持つ母です。カナダには、2019年、私はGrade9(中学3年生)の娘とGrade8(中学2年生)の息子、そして犬と一緒に渡航しました。夫は日本で今日も休むことなく働き続け、私たちの親子留学を応援してくれています。
月日が流れ今年(2024年)でカナダ生活も6年目となり、子どもたちは現在カナダの大学生になっています。この5年半の間には本当にいろいろなことがありました。涙あり、笑いあり、思春期あり……。
そんな親子留学のリアルな日々を、このブログを通して皆さんにシェアしていこうと思います。
今回の記事では、私たちがバンクーバーにたどり着くまでの経緯についてお話しさせていただきますので最後まで読んでいただけると嬉しいです。
カナダでの親子留学を決めた理由
親子留学をしようと思ったきっかけは、娘が日本の小学校で4年生に進級した頃でした。
当時、私たちは私立中学校への進学を考え、いくつかの学校を見学しましたが、最終的に娘は4年生、息子は2年生の途中でインターナショナルスクールに転校することにしました。
そこで国際バカロレア(IB)の教育を受けることになったのですが、さまざまな理由でその道を辞める決断をしました。
当時から、私にはいくつかの希望がありました。
- 勉強だけでなく、さまざまな経験を通じて成長してほしい。
- 将来的に外国で働くことができる中途半端でない英語力を身につけてほしい。
- たくさんの人々と出会い、多様な経験を積んでほしい。
こうした思いから、思い切って留学を決断しました。
なぜバンクーバーに決めたのか
留学先をどの国にするかは、悩みました。
- 東南アジアは近くていいけど、英語以外の学校のプログラムはどうか?
- 教育水準はどうか?学費は?
- 英語に強いアクセントはないのか?
- 中学生で入学になるが、高校や大学はどのような感じか?
- 家賃は?
- 生活費は?
- 治安は?
など課題はいくつもありました。
色々な国の学校を全て回るのは不可能なので、かなりの時間を費やし調べ上げ、この大きな大きな決断!甘えが出てすぐ帰れないよう(笑)北米にして、アメリカは子供が治安的に…と言ったので、カナダに絞り、それから様々な所に問い合わせたり、聞いたり調べたりして、地域を決めました。
留学までの道のり
1. エージェント選び
留学の準備を進める中で、カナダ大使館でのイベントに参加したことが大きなきっかけとなりました。希望していた学区のブースで担当者と話し、その流れで信頼できるエージェントと繋がることができました。
いくつかのエージェントにも問い合わせをしましたが、ほとんどのエージェントは、「すべてお任せください」と高額なサービスを提示してきました。
その中で、私の希望に沿い「できる範囲は自分で行うので、必要な部分のみサポートしてほしい」という依頼に対応してくれたエージェントと契約しました。
この担当者の方は常に適切なアドバイスをくれ、私はその通りに準備を進めることができました。
正直、準備期間は大変でした。他国に移住するのですから当然のことですよね。
特にビザに関しては失敗が許されないため、今でもこの担当者に全てをお願いしています。
2. エージェントの必要性
私の経験から言わせていただくと、エージェントは絶対に必要です。
特にビザの手続きは専門的な知識が必要であり、失敗が許されません。また、イレギュラーな事態が発生した際にも迅速に対応していただけるため、大変助かっています。カナダに初めて来る私たちにとって、異国の地で子どもと犬を連れて生活を始めるのは非常に困難でした。
そのため、現地のサポートがあることは非常に助けになりました。デメリットとしてはやはり費用がかかる点ですが、それも『安心を買うためのコスト』と考えています。
*エージェントに依頼したサポート内容*
- ビザの手続き
- 学校の手続き
- 私と子どもたちの保険の手続き
- 住まいの手配(電気やインターネットなども含む)
3. 住まいの手配
通う学校が決まったら、次は住まいの手配です。
Craigslistを利用して物件を探し、学校や周辺施設の距離、電車やバスの利便性も確認しました。
現地の担当者がいくつかの部屋を提案してくれ、希望する部屋の内見に行って写真を送ってくれました。
実際に内見しないとわからないことも多いです。
- 信頼できる物件かどうか
- 写真や情報が実際のものかどうか
- 安全なエリアかどうか
- セキュリティや清潔さ、部屋の状態など
私たちはカナダにまだ到着しておらず、銀行口座も住所もなく、身分証明書すらない状態です。
そのため、現地の担当者が内見に行ってくれたことは本当に助かりました。
希望していた部屋は人気があり、多くの内見者がいましたが、担当者の的確なアドバイスにより、無事に早々に契約を結ぶことができました。
最初のカウンセリングから約8ヶ月後、私たちは無事にバンクーバーに到着しました。
スマホやインターネット、電気などもすべて事前に手続きが完了していたおかげで、初日から快適に過ごすことができました。
ホームステイではないので、これらの手続きを、到着してから自分で行うのは非常に大変だったと思います。
▲到着してすぐの部屋からの景色。(この日の事は今でもよく覚えています。)
▲UBC(ブリティッシュコロンビア大学)を訪れた際に撮った写真です。
まとめ
エージェント選びは慎重に行うことが大切です。特に現地にオフィスがないエージェントでは、何か問題が起きたときに迅速に対応してもらえない可能性があります。ビザの更新や学校の手続き、生活に関することなど、長いお付き合いになるため信頼できるエージェントが必要です。
異国で生活するというのは、さまざまな挑戦があります。私たち家族もこの5年半で本当にたくさんの出来事を経験しました。
今回は、バンクーバーに到着するまでの道のりをざっくりとお伝えしましたが、これからも、そんな日々を少しずつシェアしていければと思います。
親子留学6年目、バンクーバーでの日々を綴る母のブログです。
どうぞ、これからもよろしくお願いします。
カナダ専門.comではコープ留学を目指す方のサポートを行っているので、留学に関する不安や心配ごとがあれば、以下の公式Lineからぜひお気軽にお問合せください。
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