日本の公立中学からカナダの高校へ進学したななちゃんの高校留学体験談

高校留学で高校1年生(G10)から渡航した、ななちゃん。
バンクーバーに渡航後、お母様と一緒にオフィスにお越しいただき、オリエンテーションとして現地の案内をさせていただいた日のことを今でもよく覚えています。
それから3年。あのときのななちゃんが、今は海外大学進学という大きなステップを控えて、自信たっぷりに話してくれる姿を見ると、なんだかこちらまで胸がいっぱいになります。
そんなななちゃんの充実した3年間の高校留学生活についてインタビューしてきたので、紹介させていただきます。
「とにかく忙しかった!」でも、やりきったから後悔なし
カナダの高校生活はどうだった?と聞くと、まず返ってきたのがこの一言。
「とにかく毎日忙しかったけど、もうやりきったって気持ちです。後悔はないです。」
G11・G12はアカデミックな科目中心で、毎日9時〜15時が授業、放課後は6時頃までカフェテリアで勉強。そしてバドミントンのシーズンには、ほぼ毎日練習か試合というハードスケジュール。
週末は図書館でキャッチアップといったスケジュールで生活していたそうです…。その他にも、部活動を立ち上げたり、ボランティアをしたりと本当によく頑張りました。
そんな大忙しな高校生活でしたが、バドミントン部で出会った友達との思い出や、有志のK-POPダンス発表で舞台に立ったことなど、「挑戦したからこそ得られた経験」がたくさん詰まっていたようです。
英語も、人間関係も、最初は戸惑いばかり
カナダの高校に通いはじめたばかりの頃は、やっぱり戸惑いも多かったそう。
「先生に言われたことに“はい”と従う日本と違って、みんなが自分の意見をはっきり言うのが印象的でした。」
授業中にスナックを食べたり、同じクラスに複数の学年がいたり、年齢を気にしないフラットな関係性にも最初はびっくりしたそうです。
英語も、最初は聞き取るだけで精一杯。でも、仲良くなった友達とのおしゃべりを通して、少しずつ「自分の言葉で話すこと」に慣れていったそうです。
(初年度から留学生用英語クラス最終レベルから入学した強者のななちゃん、聞き取ることができているだけでも素晴らしいです…。)
海外大学を目指すことにしたきっかけ
高校の選択授業でWebデザインを受けたのがとても楽しくて、将来はWebデザイナーのような、場所を選ばず働けるお仕事につきたいという夢ができ、Computer Science を専攻することに決めたななちゃん。
最初はアメリカの大学を目指して、奨学金申請などもしていましたが、トランプ政権に変わってからの情勢やビザ手続きの難航などがあり、急きょドイツの大学へと進路変更することに。
それも、なんと「ニュースを見た2時間後には次のプランを模索していた」らしく…本当に高校生とは思えないほどの柔軟性と決断力で素晴らしい!
「この判断力と柔軟性は、カナダでの生活で自然と身についたと思います。」
留学してよかったと心から思える理由
- お姫様のようにとってもかわいいドレスでプロムに参加!
- お友達からのメッセージがたくさん!
ななちゃんが最後に話してくれたのが、「自分の選択肢が広がった」ということ。
「小学校の低学年からずっと“この高校に行くために”って準備をしてきたけど、進学校に通うことや高い成績を取ることだけが全てじゃないって、カナダに来て気づけた。世界にはもっといろんな生き方があるってわかったんです。」
「怖くても飛び出してみると、意外となんとかなる。だから、同じ場所に留まるより、チャレンジしてみるのが一番だと思う。」
「奨学金のチャンスだってあるし、環境だって自分の力で変えられることがたくさん。でも最終的には、環境を言い訳にしてしまうか、自分で動くかどうか次第だと思います。」
ななちゃんの言葉には、3年間で身につけた自分で選び取る強さがしっかりとにじんでいました。
カナダ専門スタッフより
ななちゃんの高校留学サポートを担当させていただきありがとうございました!
渡航したばかりの頃からとてもしっかりしていたななちゃんですが、この3年間でより一層逞しい人に成長されたと思います。
在学中も忙しい中、渡航前の高校生向けのオリエンテーションにご協力いただいたり、ありがとうございました。
ななちゃんがこれからどんな道を歩んでいくのか、スタッフ一同とても楽しみにしています。
そして、この体験談が、これから留学を考えている皆さんの背中を、そっと押せるきっかけになれば嬉しいです。
「ななちゃんみたいに、海外で高校生活を送ってみたい!」
そんな想いをお持ちの方は、ぜひ一度カナダ専門にご相談くださいね。