【2025年版】カナダの大学進学は高くない!費用を抑える4つの裏技&人気国比較

コスパ最強カナダ留学

「カナダの大学に進学したいけど、費用が心配…」
そんなふうに思っていませんか?実は、工夫次第でカナダの大学へ費用を抑えて進学することは十分可能です。

本記事では、「費用を理由に海外進学をあきらめたくない」「費用を抑えてカナダの大学留学に挑戦したい!」という方に向けて、コストを抑える留学方法とおすすめの進学先として注目されているカナダの魅力を詳しくご紹介します

カナダ大学留学で得られる4つのメリット

プレゼンをする笑顔の女性

カナダをはじめとする海外の大学に進学することで、日本では得られない学びや実践的な経験、国際的な人とのつながりを築くことができます。
ここでは、カナダの大学留学だからこそ得られる4つの主なメリットについて、わかりやすく紹介します。

大学で身につくのは“語学力”だけじゃない

「留学」というと語学力向上のための“語学留学”をイメージしがちですが、海外の大学に進学することの魅力はそれだけではありません

英語などの語学力の向上はもちろんのこと、専門分野の知識を深め、グローバルな就職市場で強みとなる学位を取得できるのが最大の魅力です。

社会で活きる「考える力」と「伝える力」

海外大学留学で得られるのは学歴だけでなく、内面的な成長も得ることができます。

海外の大学では、ディスカッションやプレゼンテーションなどの知識を「使う」力を育てる実践的なスタイルで授業が行われています。

そのため論理的思考力自己表現力主体性といった社会で活躍するうえで欠かせないスキルが自然と身につきます。これらの力は、将来どの分野に進んでも強い武器になります。

留学で築ける国際的な人脈とグローバルな視野

海外留学では、世界中の学生や教授と交流し、多様な価値観や文化に触れることができます。こうした経験を通じて築いた国際的な人脈は、卒業後の就職やビジネスの場でも強みになります。

また、異文化の中で学び生活することで、柔軟な対人スキル異文化理解力さまざまな価値観を受け入れる姿勢が身につき、どのような分野や国でも活かせるグローバルな視野が育まれます。

大学留学がキャリア形成につながる理由

海外の大学への進学は、グローバル企業への就職を目指すうえで大きな強みになります。

多くの国では、卒業後に一定期間の就労が可能な制度が整っており、国ごとに条件やビザの種類は異なりますが、現地でのキャリアをスタートさせるチャンスにつながります。海外での学びと実務経験を通じて、世界を舞台に活躍する可能性が大きく広がるのも、海外留学の大きな魅力のひとつです。

人気4カ国の大学留学比較【カナダ・イギリス・アメリカ・オーストラリア】

アメリカの街並み

ここまで、海外大学に進学するメリットを紹介してきました。
では実際に、「どの国を選べばいいのか?」と迷う方も多いのではないでしょうか。

数多い英語圏の国で特に留学生に人気が高いのはイギリス・アメリカ・オーストラリア・カナダの4カ国です。
それぞれに魅力がありますが、費用面や制度、アルバイトのしやすさなどを比較すると、差が大きいのも事実です。

【学費比較】カナダ大学の費用は本当に安い?

まずは各国の学費を比較していきます。国や地域によってプログラムや学校の種類にかなり違いがあります。

イギリス

年間学費は約250〜400万円で、3年制が主流ながらも学費は高めです。職業訓練を目的としたカレッジという教育機関もありますが、大学への編入制度は一般的ではなく、カレッジの学費も大学並みに高額です。

アメリカ

年間学費は約300〜600万円と非常に高額で、特に私立大学では500万円を超えることもあります。世界的に有名な大学が多い一方で、費用の負担は大きめです。比較的安価な2年制のコミュニティカレッジもありますが、4年制大学への編入制度はカナダほど整備されていないのが実情です。

オーストラリア

年間学費は約200〜350万円で、アメリカやイギリスに比べてやや抑えめです。2年制のカレッジもありますが、内容は職業訓練が中心であり、大学への編入ルートは限られています

カナダ

年間学費は大学で約180〜280万円と、英語圏の中では比較的安価です。さらに、学費の安い2年制カレッジが充実しており、大学3年次への編入制度も整備されています。

カナダの大学とカレッジの違いを徹底解説したこちらの記事をご覧ください。
⭐️大学とカレッジの違いをわかりやすく解説!

【生活費比較】カナダと他国の物価・家賃・保険事情

生活費の内訳は国によって異なり、特に負担が大きくなりやすい項目を理解しておくことは、留学準備において非常に重要です。

イギリス

家賃と交通費が高いのが特徴です。特にロンドンは住宅不足が深刻で家賃が高く、地下鉄やバスなどの公共交通機関の利用にもそれなりの費用がかかります。

アメリカ

家賃と医療保険の負担が大きい傾向があります。都市部の家賃は年々高騰しており、さらに留学生は高額な民間医療保険への加入が必要

オーストラリア

家賃と外食費の高さに注意が必要です。大都市では住宅費が高く、カフェ文化が根付いているため、日常的な外食や飲み物の支出も大きくなりがちです。

カナダ

バンクーバーやトロントなどの都市部では家賃が高騰しており、住居費の負担が大きくなる傾向があります。

【アルバイト制度】カナダ留学中の就労条件とは?

各国で留学生がアルバイトなどの就労を行う際の条件は大きく異なります。就労時間だけでなく働くことができる場所や休暇中の就労条件などです。在学中にアルバイトを経験したい方や生活費をまかなうために働きたい方は要チェックです!

イギリス

大学の正規課程に在籍していれば週20時間までの就労が可能。ただし、職種や契約形態に制限があり自由度はやや低め。

アメリカ

F-1ビザでは原則キャンパス内のみ就労可(週20時間まで)。オフキャンパスで働くにはCPTやOPTの申請が必要で、制限が多い。

オーストラリア

就学中は2週間で48時間まで、休暇中はフルタイム勤務可能(学校による)。制度が整っており、働きながら経験を積みやすい。

カナダ

大学に通うための就学ビザでは、週24時間までのアルバイトが可能。休暇中はフルタイム勤務もOK(学校による)で、手続きも不要。

※2025年8月現在の情報です。必ず常に最新情報を確認してください。

【卒業後の就労ビザ制度】カナダで働くチャンスは?

最後に大学を卒業した後の進路はどうなるのか各国の卒業後にもらえる就労ビザの条件や特徴を比較していきます。将来、海外でのキャリアの形成を目指している方には非常に重要な項目です。自分のキャリアに合わせて検討していく必要があります。

イギリス

大学卒業後に2年間の就労ビザ(Graduate Route)を申請可能。制度は整ってきているが、永住への道はやや限定的

アメリカ

OPT制度により、専攻に応じて1〜3年の就労が可能。ただし、ビザ延長や永住申請には複雑な手続きが必要。

オーストラリア

卒業後は最大4年間の就労ビザが申請可能。その後に永住権を申請できるルートも整っており、長期滞在を視野に入れやすい。

カナダ

大学・カレッジ卒業後に対象のコースに通えば、最長3年間の就労ビザ(PGWP)が申請可能。働きながら永住を目指せる制度が整っており、キャリア形成に有利。

※2025年8月現在の情報です。必ず常に最新情報を確認してください。

【総合評価】コスパ・進学制度・就労チャンスを徹底比較!

この表では、主要英語圏4カ国の学費、生活費、就労制度などを比較しています。費用を抑えて進学したい方にとって、カナダがどれだけ現実的な選択肢かがわかります。

イギリス アメリカ オーストラリア カナダ
学費 高め 非常に高い やや高め 比較的安い
カレッジから大学編入 △(編入制度なし) △(制度が限定的) △(一部あり) ◎(編入制度が整備)
生活費(物価) 高い(家賃・交通費) 高い(家賃・保険) やや高い(外食費) やや高い(家賃・地域差あり)
アルバイト制度 △(制限あり) △(キャンパス内のみ) ◎(2週間で48h+休暇中フル) ◎(週20h+休暇中フル)
卒業後の就労制度 △(2年) △(1〜3年/OPT) ◎(最大4年+永住ルート) ◯(最大3年+永住ルート)

 

これらの比較からわかるように、学費が比較的安くアルバイトや卒業後の就労ビザの制度も充実しているため、費用を抑えながらしっかり学び、将来のキャリアにつなげたい人に最もおすすめな国はカナダです。都市の選び方次第で生活費も調整しやすく、初めての留学でも安心して挑戦できる国としておすすめです!

そこで次に、カナダで実際に費用を抑えて進学するための具体的なルートをご紹介します。どのような選択肢があるのか、実際の制度や学び方をもとに、現実的なプランをわかりやすく解説していきます!

カナダ大学の費用を抑える4つの方法

海外大学の留学費用

カナダには、費用を抑えつつ確実に学位取得を目指せる現実的なルートがいくつかあります。ここでは代表的な方法を紹介します。

① カレッジ経由で学費を削減!2年制→大学編入ルート

カナダでは、まず2年制の公立カレッジに入学し、その後大学の3年次に編入するルートが一般的です。
カレッジの年間学費は約14,000〜18,000カナダドル(約150〜200万円)と、大学よりも大幅に安く、前半2年間の学費を抑えることが可能です。提携大学も多く、単位互換もスムーズなカナダならではの王道のルートです。

② Co-op(有給インターン)で収入を得ながら学ぶ

多くのカレッジや大学では、Co-opと呼ばれる有給インターン制度を導入しています。これに参加すれば、在学中に現地企業で働いて収入(例:月1,500〜2,500ドル程度)を得ながら実務経験も積むことができます。 生活費をまかないつつ、就職活動でも有利になる一石二鳥の制度です。

Co-op制度は他国にもありますが、カナダはその制度が特に充実しており、実務経験・収入・就職実績の面で他国よりも一歩リードしています。

③ 奨学金を活用して自己負担を減らす

費用を抑えるうえで、奨学金の申請も重要な手段です。
日本の支援としては、JASSO(日本学生支援機構)トビタテ!留学JAPANなどがあり、一定条件を満たせば返済不要の支援も受けられます。
また、カナダの多くの大学・カレッジでも、成績や課外活動を評価した留学生向け奨学金制度を設けています。

④ 分割留学・ハイブリッド型で柔軟に進学!

「いきなり4年間海外」はハードルが高いという方には、分割進学やハイブリッド型も有効です。
例えば、日本の大学で1〜2年学んでから編入する方法や、最初はオンラインで授業を受けてから現地に移行するスタイルも近年増えています。
このような方法なら、学費や渡航費、現地での生活費を抑えながら、柔軟にステップアップできます。

まとめ:カナダ留学は費用も制度も現実的!

カナダ留学は「フルで4年間大学に通う」だけではありません。自分の目的や予算に合わせて、制度を上手に活用することで大幅なコスト削減が可能です。
特にカナダは、学び方に選択肢が多く柔軟なルートが整っている国だからこそ費用を抑えながらも確実にステップアップを目指せます!

「海外進学=高すぎる」と感じている方も、実はそうとは限りません。実際の費用感やどれくらいコスパが良いか知りたい方には、お気軽にLINEにてご相談ください。

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